きっと大丈夫。出来ることから始めよう。
そして 安心を はりあいを 毎日の生活につくり出そう。
木の実は2007年頃から若年性認知症の本人とその介護家族・サポーターが、自主的に勉強会を開催し、「自分たちで活動場所を作ろう」と2010年2月に法人を設立して、2010年10月に認知症対応型通所介護開所し現在に至ります。
2011年4月厚生労働省事務連絡を受けて「若年性認知症の方の就労支援を実施してきました。
現在は症状の重症化に伴い「社会参加・地域参加」に目的を変え活動してます。 認知症症状のために「できないこと」が増えても「できること」を探し「できるように工夫しながら活動をしています。
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木の実ではご利用される希望の方の見学者を受付中です。
応募は担当のケアマネさん等に相談されるか、直接木の実まで
ご連絡くださいませ。電話076-428-0230
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一人では うまく暮らせなくても
みんなと一緒に始めれば できることはたくさんあるはず。
ひとりひとりが笑顔になれる日々を送りたい
認知症の人が
普通に暮らしていける
社会を目指して。
必要なときに必要なケアを受けて
一人の人間として
社会参加できる場所作りを
考えている集団。
デイサービス木の実の理念
デイサービス木の実の方針
ー どんな時も パーソン センタード ケア で ー
デイサービス木の実の活動内容
手作りパンとクッキーの販売
デイサービス木の実行動指針
認知症の方は、記憶障害と判断力低下だけでなく高次機能障害に伴い「できないこと」が増えていきます。そんなご自分の状況も理解されていて「押しつぶされそうな不安」を常に感じていらっしゃいます。
それが時にはBPSDとして現れてくるように思います。
しかし何かのきっかけで「できること」が見つかると「自信回復」に繋がり笑顔と会話が出てきます。
「クッキーの生地を丸めて形成できなくてもクッキーの生地をこねられる」「野菜を切ることが出来なくても野菜をひっくり返すことができる」、支援があれば何かできる。
そんなささやかな「できること」が、なんでもできた頃の自分の何かとつながるのか、自信を取り戻すきっかけになります。
自信回復というと大げさなようですが「できた」経験は喜びです。この喜びがご本人の心に安心や安定をもたらします。さらに、その安心や安定が認知症症状の進行を遅らせるともいいます。
やっと見つけた「できること」がいつまでも認知症のご本人を支え、地域とつながる道筋になるように今後も支援を行っていきます。
木の実では日頃よりスタッフが考えたユニークなアクティビティを行いますが、外部講師を招いての専門的なケア療法も行っています。
フェルデンクライス・メソッドは、身体に心地よい動き(呼吸、声、目、口、腕、脚、背骨、骨盤などの部分的あるいは全身の動き)を通し、脳を活性化するレッスンです。
音楽療法は、好きな音楽を聴く、カスタネットやタンバリンなどの簡単な楽器を奏でる、歌に合わせて踊る、カラオケで歌うなど脳を活性化させ気持ちを落ち着かせるリハビリテーションのひとつです。
パン教室の先生をお招きして変わりパン(さつまいも風、おにぎり風等)、チョコローネ、食パン、カスタードパンを作ったり、外のかまどを使ってピザを焼いたりします。
木の実には広い畑とお庭があります。お天気が良い日には希望者を募って野菜を植えたり、収穫したり、庭の花に水やりしたりと外での活動をしています。
木の実でとれた野菜を中心に栄養と味付けを専門の調理担当者が心をこめて作ります。一人で食事がとれない場合はスタッフがその方の状況に合わせて一部介助から全介助まで行います。
健康チェックの後にご本人の様子を見ながら安心して入浴していただきます。大きめの家庭浴槽をご用意しお一人ずつ入っていただきます。身体の様子や体調に合わせて一部介助から全介助させていただきます。
人間としての尊厳をお守りしながら気持ちよくしていただけるように配慮しています。身体の様子や体調にあわせて一部介助から全介助までさせていただきます。
9:30~10:00 ・木の実に到着
・一日の流れのお話
・ゆとりっち体操、散歩
11:00~12:00 ・それぞれやりたいことをやる
畑作業、庭いじり、パン作り
クッキー作り、お裁縫等々
12:00~13:00 ・お食事
13:00~13:10 ・午前の振り返り
13:10~13:40 ・片付け、お掃除
13:40~14:00 ・コーヒータイム♫
14:00~15:00 ・やりたいことタイム
音楽療法士の先生、体操の先生、
ゲーム、足浴等々
15:00~15:15 ・おやつタイム
15:15~15:30 ・一日の振り返り